
米軍での採用を目指し開発が続けられているのはV-280というティルトローター機です。同機は9月に試作機が確認されていたのですが先日、初の地上試験が実施されたと報じられています。
海外の軍事系ニュースサイト『Breaking Defense』によると撮影された日時は不明なのですが、最近V-280の試作機による初の地上試験「restrained ground run test」が実施されたと報じています。V-280はエンジン部分で支えられる形でジャッキアップされ機体本体は地面に接していない状態で試験が行われた模様です。
同機は現在米軍で運用されている『UH-60ブラックホーク』等の後継機として進められている導入計画で開発されているもので、V-22(オスプレイ)を開発したことで知られるベル・ヘリコプターとロッキード・マーティンが中心となり開発を続けています。
オスプレイとV-280の違いはオスプレイのようにエンジンの付いた翼を90度向きを変え、さらにローターも折りたたむことができるなど複雑な構造は用いていません。これはオスプレイとは異なり陸上で運用することを前提に設計されているためであり1機あたりの製造コストは安価とされています。
V-280は乗員4名(パイロット2名を含む)最大14人の兵士を搭乗させることができます。巡航速度520km/h、最高速度560km/h、最大飛行距離3,900km、戦闘行動範囲930~1500kmとなっており置き換えられるUH-60ブラックホークと比べ飛行速度は250km/h速く、1,700km遠くを飛行できる飛行性能があります。
この試作機は2015年9月から組みてが始まり2016年1月に23%完成、2016年5月に胴体と翼を接続。2017年2月に地上で実施された振動試験を通過していました。同機の今後複数回の地上テストを行ったのち2017年内の初飛行を目指しています。
同機は現在米軍で運用されている『UH-60ブラックホーク』等の後継機として進められている導入計画で開発されているもので、V-22(オスプレイ)を開発したことで知られるベル・ヘリコプターとロッキード・マーティンが中心となり開発を続けています。
オスプレイとV-280の違いはオスプレイのようにエンジンの付いた翼を90度向きを変え、さらにローターも折りたたむことができるなど複雑な構造は用いていません。これはオスプレイとは異なり陸上で運用することを前提に設計されているためであり1機あたりの製造コストは安価とされています。
V-280は乗員4名(パイロット2名を含む)最大14人の兵士を搭乗させることができます。巡航速度520km/h、最高速度560km/h、最大飛行距離3,900km、戦闘行動範囲930~1500kmとなっており置き換えられるUH-60ブラックホークと比べ飛行速度は250km/h速く、1,700km遠くを飛行できる飛行性能があります。
この試作機は2015年9月から組みてが始まり2016年1月に23%完成、2016年5月に胴体と翼を接続。2017年2月に地上で実施された振動試験を通過していました。同機の今後複数回の地上テストを行ったのち2017年内の初飛行を目指しています。