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航空機はプロペラやファンなどブレードを回転させ翼で飛行しているものが多いのですが、一方ロシアの一般人と思われる人はマグナス効果という原理を使用し飛ぼうという企画行ったそうです。

プロ野球選手が投げたボールが弧を描いて曲がっているという不思議な弾を投げるますが、これはマグナス効果を利用した変化球です。このマグナス効果を利用すると飛行機の翼のように揚力を獲ることができることが知られているらしく、ロシアの技術者と考えられる人が実際に飛行機を作ってしまったというものです。



こちらが撮影されたテスト飛行の様子です。このように円柱形状のものを反時計方向にただ回転させることで理論上は浮かび上がるはずだったのですが、結果は前輪が浮いたところで飛び立つことなく横転してしまいました。

このようにマグナス効果を利用したラジコン飛行機の動画は幾つかあるのですが非常に安定性が悪いものが多く見受けられます。



こちらのラジコンの場合は更に飛行機のようにプロペラを搭載しマグナス効果で揚力を作り飛行しています。

マグナス効果を利用した飛行機の場合、短距離離陸が可能という特徴があるもののやはり飛行速度や航続距離、更に燃費の面で大幅に劣ると考えられ実用化されていないということなのでしょうか。