あわら火災_4

今月27日深夜、福井県の温泉街で知られるあわら市中心街で出火元を含む7棟が全焼するという火災が発生しました。今回は具体的にどの範囲に火の手が回ったのか映像から調べてみました。

国内の複数メディアによると今月27日午後11時頃福井県あわら市温泉3丁目にある店舗兼住宅から出火し隣接する計7棟が全焼するという火災が発生しました。火災は2時間半後に消し止められ消防隊員が怪我をしたものの住人や宿泊者に怪我は無かったとのことです。



こちらが火災が発生した28日に撮影された映像です。映像や報じられた内容から考えられる延焼範囲はこのようになります。(赤く塗りつぶした範囲)

あわら火災_1

こちらはグーグルマップです。


地図からも分かるように火災があったのは『あわら湯のまち駅』から近く、道路を挟んだ反対側には『つるや』『あわら荘』があり、『べにや』『清風荘』など大型の宿泊施設があるというあわら市の中心部で発生していたことが分かります。

あわら火災_2


この現場では道路を挟んだ反対側、映っていない右手側に『あわら温泉湯のまち 伝統芸能館』、大型の足湯施設『芦湯』があります。

あわら火災_3



今回は先日このエリアを「観光して回ったばかりだった」という極めて個人的な理由から取り上げたのですが、映像から確認できる範囲ではこのように一区画が全焼したと考えられます。あわら市では1951年(昭和31年)に旅館16軒、民家308戸焼失するという芦原大火が発生したことがあるとのことです。