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アメリカが建設を目指す軌道上を周回する新たな宇宙ステーション『ディープ・スペース・ゲートウェイ(DSG)』に関してフランスの宇宙機関が参加を希望していると報じられています。

Космическая лентаによると、アメリカ航空宇宙局(NASA)が2017年4月に公表した月軌道を周回する新型宇宙ステーション『ディープ・スペース・ゲートウェイ』に関して、フランス国立宇宙研究センター(CNES)はこのプロジェクトに参加する意向を示していると報じています。

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CNESは欧州宇宙機関(ESA)の中心的役割を担っている政府機関で記事によるとCNESは第一にステーションへの物資輸送ができるとしており、国際宇宙ステーション開発で得た技術からESAとしては居住モジュールやロジスティクスモジュールの製作が可能だとしています。



ディープ・スペース・ゲートウェイは現在のところNASAの構想となっており米国政府の承認を受けた計画ではないもののロシアや日本が参加を表明しています。ただ、現在の構想では国際宇宙ステーションのように規模が大きくはなく、あくまで将来の火星や月の有人探査及びその研究に使用される目的で建設されるため地球を周回する国際宇宙ステーションとは運用方法が異なります。

これらはアメリカが進める有人火星探査構想の一つになるのですがディープ・スペース・ゲートウェイは『ボーイング』のコンセプトであり、他にロッキード・マーティンのコンセプトがあるものの何故かディープ・スペース・ゲートウェイを建設する方向で話が進んでいます。何れにしても計画今後の月や深宇宙開発はアメリカ主導で行われていくことが伺えます。