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今月、中国で基準値を遥かに超える泥酔状態で高速道路を運転していたドライバーが逮捕される出来事がありました。しかもこの人物、「日本で高速に乗った」などとまともに答えることができないほど酒に酔っていたといいます。

中国メディア『上海热线』によると、今月2日中国東部の沿岸地域にある浙江省で基準値の4倍を超えるアルコールが検出さたドライバーが逮捕されたと報じました。

上海热线新闻频道——浙江一男子醉驾,酒精浓度超标4倍多 自称从日本上的高速

記事によると事件があったのは先月25日午後11時頃、「高速道路上で停車している車がある」と交通警察に通報がありました。現場に駆けつけたところ運転していたのは40代の男性『鄭』氏で助手席には妻がいたものの寝ていたといいます。当時車は車線上あり無灯火で止まっていたといいます。

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その後、交通警察は起きていたドライバーに対し「あなたは飲み物を飲みましたか?」と質問したところドライバーからは「何を飲んだか?あなたは誰だ」と回答。「私は高速交通警察です。どこから高速にのりましたか?」と質問したところ「ニッポン!」と答えたといいます。交通警察によると当時の男性の様子として車内からはアルコール臭がするほどだったとしており酒に酔っていて支離滅裂な回答を繰り返していたとしています。

車はトレーラーを使用し近くの料金所まで牽引。そこでドライバーに対し簡易アルコールテストを行った結果、血液100mlから295mgのアルコールを検出。その後血液検査で詳細に調べられた結果、血液100mlから349mgのアルコールが検出されたといいます。この数値は100mlあたり80mgという基準値の4倍を超える値であり今年浙江省で逮捕された飲酒運転者のなかでは最高の数値だったとしています。

ドライバーによるとその日祖父が開いた友人同士の飲み会で白ワインをたくさん飲んでいたと話し、翌朝仕事に行かなければならないため高速道路上を走行していたといいます。

記事によると、逮捕されたドライバーは中国の道路交通法により運転免許の取り消しと5年以内の運転免許の再取得が不可能になったとしています。