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世界中でテロを繰り返すイスラム過激派組織『イスラム国(ISIS)』。このテロ組織についてロシア国防省が「アメリカがISISを支援している証拠」として先日公開した写真の中に開発が中止となったスマホゲーのスクリーンショットが含まれていたことが明らかになりました。

海外の複数メディアによると、今月14日ロシア国防省が9日にシリアのアブ・ケマル市郊外で撮影されたと主張する写真をツイッター上で公開したもので「アメリカがイスラム国に支援している決定的な証拠」などとコメントとともに投稿したものの、その写真の中に『AC-130 Gunship Simulator:Special Ops Squadron』というスマホゲーのスクリーンショットが含まれていたことが明らかになりました。
現在このツイートは削除されているとのことです。

Минобороны выложило «неоспоримое» доказательство сотрудничества США с ИГ: скриншот из мобильной игры — Meduza

またこのツートには合計3枚の画像が添付されていたものの、他の1枚は2016年9月にイラク軍によって撮影された映像でISISに対する攻撃を行ったものでした。

▼削除されたロシア国防省のツート。左がイラク軍によるもの、右上がスマホゲーのスクリーンショット。
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▼AC-130 Gunship Simulator:Special Ops Squadron


ちなみにこのゲームの開発者は今回の出来事について「朝チョコレートミルクと朝食を用意しPCを起動。メールを開いたところ10件、20件、30件と次々とメール入った…」なとど当時の様子を語っています。またゲーム開発者もロシア国防省が公開した画像は「私が作ったゲームのスクリーンショット以外なにものでもない」と明言しています。