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北朝鮮籍の木造船が北海道南西部の松前町沖で発見され10人が救助された件に関して、巡視船が木造船を発見した際に北朝鮮の乗員らが家電製品を海に投棄していたことが明らかになりあました。

先月29日、北海道最南端に位置する松前町沖で北朝鮮人10人が乗った木造船を海上保安庁の巡視船が発見したものの、この時接近した巡視船の直ぐ側で家電製品を海に投棄していたことがNHKなどの一部メディアが報じています。

12月1日時点では「船に日本製の家電製品が積まれており…」などと報じられ船内から日本製テレビ1台が発見されていました。今回明らかになったのは別の家電についてで、29日に巡視船が接近した時に木造船に乗っていた北朝鮮人が海に投棄していたのを船員が目撃していたらしくその後回収されたものとしています。記事では「一部を回収していた」と書かれているから北朝鮮人が投棄した家電は複数と考えられます。

救助された北朝鮮人の話では沖合にある無人島『松前小島』に上陸し再び出港、その後北海道と島の中間あたりを漂流していたところを第1管区海上保安本部の巡視船に発見されていました。そのためこれら家電は避難した小屋にあったものを盗んだ可能性があると報じられていました。

一方で「1カ月ぐらい前にかじが故障して流された」などと話しているものの、壊れた船でどのようにして無人島に上陸し、出港したのかは現時点では明らかになっていません。