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筋トレや健康維持のため各地にスポーツジムが建設されていますが、複数のフィットネス機器を調査したところ大量のバクテリアが付着しており人体に有害なものも多く含まれていたことが確認されたと報じています。

フィットネス商品のレビューなどを行っているFitRated.comによると、3つのジム施設から27種類のランニングマシンやエアロバイクなどからサンプルを集め分析したところ平均して1インチあたり100万個の細菌が確認されその7割が人体に有害なものだったとしています。

英媒:研究称健身器材上的病菌是马桶上的数十倍-中新网

記事によると、その中でも多かったというのはグラム陽性菌という病原微生物感染の原因となる原虫で、具体的な数を比較するとフリーウェイトに付着していたバクテリアの数はトイレの便座の362倍、ランニングマシンは公共のトイレにある水を流すボタンの74倍という数だったとしています。

フィットネス機器の中で細菌数が多かったのは『フリーウェイト』や『エアロバイク』でこれらを使用することで目や耳、呼吸器系に感染のリスクが高くなるとしています。

不特定多数の人が利用するジムのフィットネス機器について明らかに不衛生な状態になっていることが考えられるのですが除菌や感染予防の対策はどのようにとられているのか。ジムによっては除菌用のスプレーが置かれており使用前後に利用できるというケースもあるようです。一方、利用者からは「水虫になった」「肌荒れが発生した」という書き込みもあり何らかの皮膚トラブルを発症したケースも報告されています。