
北朝鮮の核兵器開発でニュース等で初めて耳にされた方も多いと思われる『EMP』。日本語では『電磁パルス』と呼ばれており人体には影響はないものの電子機器に致命的な影響を与えるとして注目されています。このEMPに関して米軍では巡航ミサイルに搭載する新たな兵器として開発が進められていると報じられています。
アメリカのTERMS OF SERVICEによると現在北朝鮮に弾道ミサイルに対応するための兵器としてCHAMPという実験的な兵器を開発中だと報じています。
CHAMP: The Air Force EMP Missile That Could Fry North Korea's Nukes
CHAMPは単体で電子装置を破壊するEMPを発生させ(正しくはHPMという強力なレーダー照射(電磁波)を発生させるもの)、B-52といった大型爆撃機で運用する空中発射巡航ミサイル AGM-86Cのようなものに弾頭をCHAMPを搭載。これを北朝鮮の核兵器やミサイルがある施設の付近を飛行させることで無力化させます。
この兵器に関してNBC NEWSに出演した米空軍研究所の兵器開発責任者という人物によるとCHAMPの運用及び展開は整っていないと話しているものの、緊急事態が生じれば数日以内に準備することは可能だという考えを示しています。
一方で、北朝鮮のミサイルや核基地が既に分かっているのであればわざわざCHAMPで攻撃するよりも通常の巡航ミサイルで攻撃し爆破した方が効果的だとしています。またEMP/HPMに関しても北朝鮮が対策をしている可能性がゼロではなく無力化の不確実性があるとも指摘されています。
CHAMP: The Air Force EMP Missile That Could Fry North Korea's Nukes
CHAMPは単体で電子装置を破壊するEMPを発生させ(正しくはHPMという強力なレーダー照射(電磁波)を発生させるもの)、B-52といった大型爆撃機で運用する空中発射巡航ミサイル AGM-86Cのようなものに弾頭をCHAMPを搭載。これを北朝鮮の核兵器やミサイルがある施設の付近を飛行させることで無力化させます。
この兵器に関してNBC NEWSに出演した米空軍研究所の兵器開発責任者という人物によるとCHAMPの運用及び展開は整っていないと話しているものの、緊急事態が生じれば数日以内に準備することは可能だという考えを示しています。
一方で、北朝鮮のミサイルや核基地が既に分かっているのであればわざわざCHAMPで攻撃するよりも通常の巡航ミサイルで攻撃し爆破した方が効果的だとしています。またEMP/HPMに関しても北朝鮮が対策をしている可能性がゼロではなく無力化の不確実性があるとも指摘されています。