軍事パレード

8日、北朝鮮が平昌オリンピックの前日に実施した軍事パレードに関して火星14や火星15など最新の弾道ミサイルは幾つか登場したものの、未確認の兵器は確認できなかったと報じられています。

先日、北朝鮮は70周年を迎えた朝鮮人民軍創建日に合わせ大規模な軍事パレードを実施しました。この『朝鮮人民軍創建日』はそもそも4月25日だったものの、あえて平昌オリンピックの前日に変更していました。

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そのため今回の軍事パレードはどのようなものになるのか注目されていたのですが、韓国の聯合ニュースによると昨年実施した軍事パレードでは登場しなかった火星-14および15が登場したものの、未確認の兵器や弾道ミサイルなどは確認できなかったとしています。

記事によると軍事パレードは最初に兵士らの行進があり次に戦車、自走砲、ロケット砲などの部隊が通過し、最後に弾道ミサイルを搭載した車両が走行しました。この時、朝鮮中央テレビのアナウンサーは「今朝鮮民主主義人民共和国の軍事力の象徴である戦略軍部隊の行進が始まった」と伝えていたそうです。



ミサイル部隊の行進に関しては最初に地対地ミサイルを搭載した車両、次に固体燃料ロケットの北極星-2。次に液体燃料ロケットの火星-12、14、15と続きました。

また今回の軍事パレードで弾道ミサイルを搭載した車両がどのくらい登場するのかも注目されていたのですが、公開されている一部の動画を確認したところ北極星-2が6両、火星-12 6両、火星-14 3両、火星-15は3両となりました。