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先日閉幕した韓国、平昌五輪オリンピック。『チームパシュート』で仲間を置き去りして韓国国民から総バッシングを受けているキム・ボルム選手が先日精神科に入院したと報じられています。

2018年3月19日、韓国・中央日報によると、平昌(ピョンチャン)五輪スピードスケート女子代表のキム・ボルム選手が、精神科の治療を受けるために入院していたことが分かった。記事によると、平昌五輪女子パシュートで「仲間へのいじめ問題」が取り沙汰された直後、キム選手は自身のインスタグラムを閉鎖し、選手村の部屋に閉じこもっていた。

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キム・ボルム選手に関しては置き去りにしたことで日本メディアでも取り上げられており、一度は目にしたことがある方多いと思います。このキム選手は閉幕後に所属チームの江原道庁が主催したイベントに参加しており、その場では明るく応えるなど姿もみせていたといいます。

記事によるとキム選手の母親の話として「(ボルムさんは)人々の前に立つことを極度に恐れている。最初はソウルの個人病院に行ったが、状態が深刻だったので故郷に戻ることになった」とし、現在は精神科の病院に入院していると説明していたそうです。



そもそもの発端は3人が前後入れ替わりながらタイムを競うチームパシュートで発生しました。準々決勝で韓国チームのキム・ボルム選手ら2人が1人を置き去りにする形でゴール。試合を終えたキム・ボルム選手がインタビューに応じたのですが、「置き去りにされたノ・ソンヨン選手に問題があった」などという趣旨の発言を行ったことで後に韓国国民からのある種の攻撃の対象となってしまいました。

試合の翌日には記者会見を開き涙を見せたもののバッシングは止むことはなく、マススタートに出場し銀メダルを獲得しリンク上で土下座をするという行為を行ったもののバッシングが止むことはありませんでした。

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この問題、特にチームパシュートについてはキム・ボルム選手と同じく置き去りしたパク・ジウ選手の代表資格の剥奪と大韓氷上競技連盟の積弊清算を要求するという国民請願がだされており、韓国大統領府が政府レベルで調査行うことになっている他、大韓氷上競技連盟が行政監査に入り監督らとの面談も実施されていました。

たった一つミスとその後の発言でここまでの問題になる例もそうないと思うのですが、韓国の国民の間ではオリンピックが開催される度に自国選手を含め海外の選手についても異常なレベルのバッシングを行うことが通例となりつつあります。

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