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海外の複数メディアによると、アメリカの電気自動車テスラが販売している『Model X』というSUVに関して先日、交通事故で大破しバッテリーが爆発、炎上する出来事があったと報じられています。

米カリフォルニア州マウンテンビューで、テスラModel Xが国道101号線で中央分離帯に激突し、近くを走行中の自動車2台を巻き込む事故を起こしました。Model Xは車体前半部が粉砕されたうえバッテリーから出火、ドライバーは死亡する大惨事となっています。

Engadget
事故があったのは現地時間24日で、事故の状況は明らかになっていないものの撮影された映像からは、大破したのはテスラのモデルXで何らかの原因で中央分離帯に衝突しました。

この事故に関して目撃者によると「事故を起こした瞬間に大きな火の玉が発生した」と話しています。モデルXには車体下部にバッテリーセルが敷き詰められるという構造になっており、大破したところあったバッテリーが変形するなど衝撃が加わったことで爆発、炎上したものと考えられています。

記事によると、事故車の取り扱いに関してテスラの技術を呼ぶことになったとしており、彼らにより損傷したバッテリーが取り外されたものの、再炎上する可能性があることから消防士が放水しながら監視するなどの通常の車では考えられない事故対応になっていたとのことです。

現在のところ車体前方が大破した原因が衝突により発生したのかそれともバッテリーセルが爆発したことで発生したのかは明らかになっていません。加えて、この車種には自動運転(ただし半自動運転)が搭載されているため使用状況の有無に関しても今後調査されるとしています。