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海外の複数メディアによると、今月末ロシアのスキー場でオレンジ色の雪が降ったとしてSNSなどに多く投稿され話題になっていると報じられています。

これはCNNなど複数メディアが報じた内容として、2014年のオリンピック開催地となったロシアのソチにあるスキー場で、雪の色としてはありえないオレンジ色の雪が降り積もったと報じているものです。

Orange snow blankets ski resorts in Sochi Russia - CNN


日本では考えられない光景となっているですが、一体何が原因でこうなってしまったのか。実はロシアでは過去にもオレンジ色の雪が降り積もったことがあり、専門家によるとその原因は遠く離れたアフリカ大陸に起源があることが分かっています。

実はサハラ砂漠で舞い上がった砂が雪の結晶の元になり、砂漠の砂を含んだ雪がソチに降り積もったことでこのような光景になったというものです。つまり極めて自然的なものであり人体に害があるものではないと説明されていました。

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こちらは今月23日に撮影された雲の流れです。確かに北アフリカのリビア付近から地中海、トルコを抜けソチ付近に風が抜けている様子が確認できます。しかも周囲の雲の色とはことなりロシア付近では茶色のような色となって映し出されています。

このような黄色の雪が降ることは数年に1回程度あると言われているのですが、今回の降り方は過去10年間で最も酷かったとしています。

ちなみにロシアでは2017年12月に青色の雪が降ったことがあるものの、こちらに関しては何らかの物質(青色の塗料など)が放出されたことでこのような雪が降ったと考えられています。