
ロシアが支援しているシリア国内にロシアの民間企業から派遣された義勇兵が活動しているなどの記事を掲載していた記者が、アパートから転落死する出来事があったと伝えています。
ロシア中部エカテリンブルクで地元男性記者のマクシム・ボロディンさん(32)が自宅アパートの5階から転落死したことが臆測を呼んでいる。ロシアで禁止されている民間軍事企業がシリアにロシア人義勇兵を派遣しているとする告発記事を書くなど政権に批判的な論調で知られていた。今回、謎の死を遂げたロシア人のマクシム・ボロディン氏はロシアで汚職や犯罪などの調査報道を続けていた記者の一人で、今年に入ってからはロシアの企業から派遣された義勇兵つまり傭兵がシリア国内で活動しているという告発する内容を掲載していたといいます。
産経ニュース
一部メディアによると、彼は今月11日には「武装した治安要員がアパートを包囲している」などと友人に連絡しており、その連絡から1時間後に本人から「間違いだった」などと再び電話があったとしています。
しかしその翌日12日には自宅アパートの5階38号室から転落。同日夜に意識不明の状態で見つかり病院に運ばれたものの15日には死亡してしまったとのことです。
▼転落死したとされるマクシム・ボロディン氏

死亡事故については家族や友人らが不審な点があるとして殺された可能性もあると主張しているのですが、当局は「遺書がないため自殺だ」などと主張しているといいます。
この事故については日本のネット上では「ロシアは正々堂々と真っ黒だから凄い 」「高いところから自撮りが流行ってるからなおそらく自殺だろ」というもの、また「遺書がないため自殺だ」と主張していることについても「矛盾している」という意見が多く寄せられていました。
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