
詳細は不明なのですが、中国メディアによるとステルス巡航ミサイルの残骸が見つかったのはシリアの首都ダマスカス北東部にある科学研究センターです。正体は不明なのですが米軍による最新の巡航ミサイルが使用された可能性があるとされています。
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拿人命试刀!美军隐身巡航导弹首战叙利亚_高清图集_新浪网

▼こちらが空爆されたセンターから見つかった巡航ミサイルです


AGM-158なのかについては判別はできないのですが少くともトマホークとは形状や大きさが異なっているものと考えられます。
AGM-158は現在2つのタイプが運用されています。一つはAGM-158A JASSM。そして飛行距離が伸ばされたAGM-158B JASSM-ERです。何れも戦闘機や爆撃機から投下する空対地巡航ミサイルでレーダーの反射を抑えた形状になっています。
シリアにはロシアが配備している長距離地対空ミサイルシステムS-400「トリウムフ」という強力な防空システムが運用されています。しかし、迎撃ができなかったのかそれともアメリカとの関係悪化を防ぐためあえて使用しなかったのか、トマホームの方のみ迎撃したのかなど理由いくつか考えられるのですが、何れにしてもAGM-158A JASSMがシリア内に侵入することに成功する結果になりました。
この巡航ミサイルに関しては近年の情勢悪化に伴い日本の航空自衛隊に導入する計画が進められています。
▼AGM-158A JASSMを投下する戦闘攻撃機(参考資料)
