
ロシアが誇る世界最速のプロペラ機Tu-95。この機体に関して最近新型の巡航ミサイルを8発搭載し飛行する様子が撮影されたと報じられています。
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TU-95MC Equipped With Cruise Missiles [photos] | English Russia




こちらの映像はシリアの反体制派を攻撃するTu-95MSとKh-101です。このように昨年の時点ですでにKh-101による攻撃は実施されていました。
この巡航ミサイルに関しては2012年頃に運用が始まったとされ、同じ形状をしたものとしてKh-102という核弾頭搭載型も存在します。有効射程は4500~5500kmとされ、投下後は地上30~70mの低空を飛行し迎撃を回避します。また本体にはレーダー吸収材料が塗られておりステルス巡航ミサイルとしても運用されているとのことです。
2015年に運用された例としては、ロシア本土から飛び立ち地中海上空で投下。攻撃対象となる空域に展開されていたドローンにより誘導や観測が行われたなどとされています。