
中国国営メディアによると今月24日、2012年に就役した中国初の空母『遼寧号』に関して初めて夜間離着艦訓練が行われこれに成功したと報じています。
記事は、「中国中央テレビ(CCTV)の番組で24日、遼寧号が夜間離着艦訓練を行ったことが報じられた」と紹介。これは、空母艦載機が夜間離着艦能力を有していることを、政府系メディアが初めて対外的に明らかにしたものだという。CCTVの内容を伝えた環球時報によると、「この1年間で、空母艦隊は難関を乗り越え、艦載機の離着艦を昼間から夜間へ、単機から編隊へ、技術から戦術へと多くの成果を上げてきた。艦載機のパイロットおよび空母の誘導員に資質があることを証明した」などと紹介していたといいます。

Photo:中国網

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空母からの発艦、そして難しいと言われる着艦についてはアメリカではほぼ自動で行われるシステムが既に実用化されています。特に着艦に関しては自動空母着艦システム(ACLS)というものがあり、今回訓練が行われた中国の艦載機にも搭載されていると言われています。
今回の訓練ではどのような手段を用いて着艦が行われたのかは不明です。
▼アメリカ海軍における夜間着艦の様子
