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軍用ヘリに搭載されている機銃。輸送ヘリの場合機外に突き出す形で搭載されている場合も多いのですが、アメリカで先日、その機銃に給弾を行う『給弾箱』がヘリコプターから落下し学校の天井を突き破るという事故があったと報じられています。

アメリカの軍事系メディアによると事故があったのは現地時間今月18日午後3時45分頃、テキサス州エルパソ市にあるパークランド小学校で、飛行中のUH-60ブラックホークヘリコプターから機銃用の弾薬箱が落下し、教室の屋根を突き破ったと報じています。

Ammo Box Fell From Black Hawk, Crashed Through Roof Of Texas School

記事によると、突き破った教室には当時生徒らはおらずけが人は出なかったとのことです。この事件に関して後日アメリカ陸軍大佐で第1機甲師団戦闘航空旅団の司令官が文書で謝罪を行ったとのことです。

落下してきた弾薬箱はどのようなものだったのか。記事によると詳細は不明なのですが、アメリカでは一般的な機銃であるブローニングM2重機関銃のヘリ搭載型『FNH M3M / GAU-21』のものだと指摘しています。
この手の機銃は輸送ヘリの場合はドアの側面に銃架と共に固定されているのですが、取り外し可能な弾薬箱が何らかの理由により外れ落下したものと考えられます。

▼M3M / GAU-21と弾薬箱(給弾箱)
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▼M3M / GAU-21(使用されているヘリは異なる)