
先日、長年使用してたチェアを離れエルゴヒューマン プロを購入したのですが、実際に組み立てて座ってみるといろいろなことがわかりました。今回は具体的にどのようなチェアなのか購入を考えている方にヒントになるようなことを書き残しておこうと思います。
このモデルに限らずネットショップで売られているのは『完成品』と『組み立て品』の2つが存在します。この場合、どちらを購入したほうが良いのかという疑問について個人的にオススメなのは『組み立て品』です。
その理由はいくつかあるのですが、完成品ではかなりのサイズのダンボールで送られてくるという報告があり、特に玄関が小さいマンションやアパート、またエレベータが小さい場合は室内への搬入そのものが難しい場合があります。
一方、組立品で送られてくるダンボールサイズは高さ62cm、幅87cm、奥行き57cm程度で通常の玄関であれば搬入は可能と考えられます。また仮にドアやエレベーターに入らない場合でも、屋外でダンボールを開きそれぞれのパーツを一個ずつ室内に持ち込むことができるので、最低限人間が通れるサイズの幅があれば100%室内に持ち込み組み立てることができます。
またチェアは全重量が無駄に30kgもあり、そもそも完成品の2階への持ち込みについては特に女性の場合は2人がかりでも困難と考えられます。その間、壁にぶつけたり、アーム部分を持ち上げたことで破損したり、キャスターが壊れたりといった問題が生じる可能性があります。
ちなみに組み立て自体は重量があるものの一人でも行えます。

この写真はキャスターベースにシリンダーが刺さった完成済みの写真です。実はこのキャスターベースにシリンダーを入れる穴に一部(底の内側部分)に1mmほどの高さのバリのようなものが付着しており、電動ドリルと回転ヤスリを使用し削り落とすという作業を行いました。
仮に削らずシリンダーを入れた場合、例えば完成後にグギグギと異音がするなどの異常が発生する原因にもなるので念の為削っておきました。

次にシリンダー部分。先端に座面を載せることになるのですが、グリスがほぼついていない状態でした。(チェックしきれなかったのですが座面側の穴にグリスがついていた可能性もあります)
『お手入れ方法 | エルゴヒューマン公式サイト』というPDFにはグリスが劣化するなどして異音が発生する場合があると書かれています。グリスがついていない状態では同様の異音が出る可能性があるのでホームセンターでプラスチック面やゴム、金属を腐食しないAZ(エーゼット)のプラスチック用グリースを購入し塗布しました。このグリスは電動ドリルやその手の機械が置いてあるところに売られています。

そして組み立ててしまって写真は無いものの座面と背面の接合部分にも気になる問題がありました。「そのまま組み立てても問題は無いだろう」というレベルだったのですが、双方の接合面にバリのような出っ張りがついていました。こちらもネジ締め後に異音が出る原因にもなるので念のため電動ドリルと回転ヤスリを使用し平になるよう磨きました。
今回購入したネットショッピングはかなり丁寧なお店で組み立て不良の原因にもなるネジ締めについても予めメールで連絡がありました。具体的にどのような内容が書かれていたのかは伏せておきますが、用は「アームレスト、座面と背面を取り付けるネジがあるものの組み立てる前に一度全部の穴にネジを入れてから組み立てを行ってほしい」というものです。
組み立て不良の原因の多くは「このネジ締めにある」としており、ネジ山がうまく合っていないにもかかわらずネジを締めたことで問題が発生すると書かれていました。(具体的にどのような問題なのかは不明)
正直なところ、このようなバリのようなよくわからないものがついていることでねじ山が合わず無理にネジを締めてしまうことで問題が生じるのではないかと思われます。つまり、不具合の原因はネジを締める私達の問題ではなく製品そのものの作りの精度にあるということをこの場で言っておきます。
ちなみにこのチェアを使用しリクライニングなどで異音が出る場合は、シリンダー部分の2箇所(特に座面との接合部分)と座面と背面との接合面を真っ先に疑ったほうがよいと考えられます。
エルゴヒューマン プロとベーシックの違いについては公式にも書かれているように『前傾チルト機能搭載』の有無と、『ヘッドレストの長さ』、そしてデザインが若干ことなる程度です。ヘッドレストについては公式によるとプロのほうが4cm長く作られています。それ以外の全体的な座り心地については特に違いは感じませんでした。
その理由はいくつかあるのですが、完成品ではかなりのサイズのダンボールで送られてくるという報告があり、特に玄関が小さいマンションやアパート、またエレベータが小さい場合は室内への搬入そのものが難しい場合があります。
一方、組立品で送られてくるダンボールサイズは高さ62cm、幅87cm、奥行き57cm程度で通常の玄関であれば搬入は可能と考えられます。また仮にドアやエレベーターに入らない場合でも、屋外でダンボールを開きそれぞれのパーツを一個ずつ室内に持ち込むことができるので、最低限人間が通れるサイズの幅があれば100%室内に持ち込み組み立てることができます。
またチェアは全重量が無駄に30kgもあり、そもそも完成品の2階への持ち込みについては特に女性の場合は2人がかりでも困難と考えられます。その間、壁にぶつけたり、アーム部分を持ち上げたことで破損したり、キャスターが壊れたりといった問題が生じる可能性があります。
ちなみに組み立て自体は重量があるものの一人でも行えます。
手直しが必要なエルゴヒューマン プロ
組み立てる時に実はいくつか気になったことがあります。この椅子は中国製でそれを証明するかのように特に見えないようなところに製造の粗さが見受けられます。
この写真はキャスターベースにシリンダーが刺さった完成済みの写真です。実はこのキャスターベースにシリンダーを入れる穴に一部(底の内側部分)に1mmほどの高さのバリのようなものが付着しており、電動ドリルと回転ヤスリを使用し削り落とすという作業を行いました。
仮に削らずシリンダーを入れた場合、例えば完成後にグギグギと異音がするなどの異常が発生する原因にもなるので念の為削っておきました。

次にシリンダー部分。先端に座面を載せることになるのですが、グリスがほぼついていない状態でした。(チェックしきれなかったのですが座面側の穴にグリスがついていた可能性もあります)
『お手入れ方法 | エルゴヒューマン公式サイト』というPDFにはグリスが劣化するなどして異音が発生する場合があると書かれています。グリスがついていない状態では同様の異音が出る可能性があるのでホームセンターでプラスチック面やゴム、金属を腐食しないAZ(エーゼット)のプラスチック用グリースを購入し塗布しました。このグリスは電動ドリルやその手の機械が置いてあるところに売られています。

そして組み立ててしまって写真は無いものの座面と背面の接合部分にも気になる問題がありました。「そのまま組み立てても問題は無いだろう」というレベルだったのですが、双方の接合面にバリのような出っ張りがついていました。こちらもネジ締め後に異音が出る原因にもなるので念のため電動ドリルと回転ヤスリを使用し平になるよう磨きました。
今回購入したネットショッピングはかなり丁寧なお店で組み立て不良の原因にもなるネジ締めについても予めメールで連絡がありました。具体的にどのような内容が書かれていたのかは伏せておきますが、用は「アームレスト、座面と背面を取り付けるネジがあるものの組み立てる前に一度全部の穴にネジを入れてから組み立てを行ってほしい」というものです。
組み立て不良の原因の多くは「このネジ締めにある」としており、ネジ山がうまく合っていないにもかかわらずネジを締めたことで問題が発生すると書かれていました。(具体的にどのような問題なのかは不明)
正直なところ、このようなバリのようなよくわからないものがついていることでねじ山が合わず無理にネジを締めてしまうことで問題が生じるのではないかと思われます。つまり、不具合の原因はネジを締める私達の問題ではなく製品そのものの作りの精度にあるということをこの場で言っておきます。
ちなみにこのチェアを使用しリクライニングなどで異音が出る場合は、シリンダー部分の2箇所(特に座面との接合部分)と座面と背面との接合面を真っ先に疑ったほうがよいと考えられます。
座ってみた感想など
家具店に行くなどしていろいろ座り心地を試したのですが、座面についてはエラストメリック・メッシュ(アメリカ製 MATRAX社)とファブリック・メッシュ(韓国製)の2種類があり、違いについてはエラストメリック・メッシュは滑り止めみたいなのがついており座布団を敷いて使う場合はこちらがオススメです。ファブリック・メッシュは表面がツルっとしている一般的な椅子のシートや車のシート、電車のシートに近い感覚です。またエラストメリック・メッシュについては他社であればコイズミのJG4シリーズの背面メッシュに近い感じがしました。エルゴヒューマン プロとベーシックの違いについては公式にも書かれているように『前傾チルト機能搭載』の有無と、『ヘッドレストの長さ』、そしてデザインが若干ことなる程度です。ヘッドレストについては公式によるとプロのほうが4cm長く作られています。それ以外の全体的な座り心地については特に違いは感じませんでした。