中国が独自に運用する宇宙ステーション『天宮』に関して、過去に発表されていた通り中国以外の利用については国連加盟国が申請を行えばどの国でも利用できるよう開放していく方針を明らかにしました。
国内の宇宙関連サイト『sorae』によると2019年から建造が始まる中国独自の宇宙ステーション「天宮」関して、国連宇宙部(UNOOSA)で発表された内容として『科学目的利用』において国連加盟国に開放する方針と報じています。
China’s Space Station Will Be Open to Science from All UN Nations
国連中国大使の声明として「中国の宇宙ステーションは中国だけではなう世界のものだ」とし「1967年に宇宙条約が宣言されたように、宇宙空間の探査と利用は人類共通の道である」「宇宙は競争と対立の新しい戦場ではない」という趣旨の発言をしています。
また第一段の開放として中国が提供する施設で実験が行えるという内容をあわせて発表しており、国連加盟国の研究機関や大学、企業を含む公的および民間機関にステーション内部、または船外での実験を行うことができるとのことです。申請は2018年8月31日と締切が迫っています。
また宇宙船ステーションは発展途上国が優先して利用できるとしています。
宇宙ステーション『天宮』は居住区となるコアモジュール「天和」にそれぞれ2つの実験モジュール「实验舱I(問天)」「实验舱II(巡天)」をT字形状に接続した小型宇宙ステーションです。宇宙ステーションへの人員輸送はアメリカやロシアの宇宙船とは互換性がないと考えられ中国の『神舟号』が使われるものと思われます。宇宙ステーションへの物資輸送は無人補給船「天舟」が利用されてます。
China’s Space Station Will Be Open to Science from All UN Nations
国連中国大使の声明として「中国の宇宙ステーションは中国だけではなう世界のものだ」とし「1967年に宇宙条約が宣言されたように、宇宙空間の探査と利用は人類共通の道である」「宇宙は競争と対立の新しい戦場ではない」という趣旨の発言をしています。
また第一段の開放として中国が提供する施設で実験が行えるという内容をあわせて発表しており、国連加盟国の研究機関や大学、企業を含む公的および民間機関にステーション内部、または船外での実験を行うことができるとのことです。申請は2018年8月31日と締切が迫っています。
また宇宙船ステーションは発展途上国が優先して利用できるとしています。
宇宙ステーション『天宮』は居住区となるコアモジュール「天和」にそれぞれ2つの実験モジュール「实验舱I(問天)」「实验舱II(巡天)」をT字形状に接続した小型宇宙ステーションです。宇宙ステーションへの人員輸送はアメリカやロシアの宇宙船とは互換性がないと考えられ中国の『神舟号』が使われるものと思われます。宇宙ステーションへの物資輸送は無人補給船「天舟」が利用されてます。