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対戦車ミサイルの脅威か戦車を保護するアクティブ防護システム(APS)があるのですが、ポーランドで開催された『サーベル・ストライク』という演習で、アメリカの主力戦車がイスラエル製のアクティブ防護システムを搭載していたと報じられています。

北大西洋条約機構(NATO)の加盟国による合同軍事演習『サーベル・ストライク』。今年アメリカ軍も参加したのですが、米陸軍のエイブラムス戦車の最新型であるM1A2の一部の車両に『TROPHY Heavy Vehicle(トロフィー ヘビー ビークル:TROPHY HV)』というアクティブ防護システムを搭載していることがわかったと中国メディアが報じています。

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Photo:新浪网
こちらがトロフィー ヘビー ビークルを搭載したM1A2です。左右に見えている青色の装置がレーダーで構造は不明なのですが、必要に応じて外部に出して運用を行います。

トロフィーは他国で開発されているアクティブ防護システム(APS)と仕様はほぼ同じです。こちらに向かってくる敵のヘリ、車両、人などから放たれた対戦車ミサイルやロケットを探知し、爆発物を打ち上げ炸裂させることで衝突寸前で破壊します。



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