image_41

韓国の市民団体『環境保健市民センター』が独自で行った簡易測定の結果、韓国内で一般に販売されているトルマリンを含む美容用マスクや膝プロテクターから基準値を超える放射線が出ていることが判ったと報じられています。

韓国メディアJTBCによると、国内で『マイナスイオンが出る』などと効果を謳った身につける製品に関して放射線測定器を用いて線量を測定したところ、最大で基準値の10倍を超える放射線が確認されたと報じています。

생활용품도 '방사능 공포'…마스크팩서 방사선량 최고 10배 | JTBC 뉴스

記事によると、基準値以上の放射線が確認されたもののとして肌に密着させる膝プロテクターや美容用マスクがありました。
まず、何もない机の上での測定結果は0.1μSv/hだったのに対し、美容用マスクの上に測定器を置き線量を調べたところ1.45μSv/hを示しました。これは仮に1年間肌に密着させた使用した場合、年間許容被曝量を13倍も超えてしまうとしています。
そして膝サポーターでは4倍、温熱器という製品でも3倍、枕とベッドの上に敷くマットからも2倍の放射線が出ていたといいます。


環境保健市民センターによるとこれら製品にはいくつか共通点があるといいます。その一つがマイナスイオン効果を謳っていることです。韓国で社会問題になり今に続く韓国における『放射線パニック』を起こすことになったベッドのマットレスでもマイナスイオン効果を謳っていたことが明らかになっています。

また、そのマイナスイオンを出すなどとして新陳代謝を促すとして組み込まれていたのが『トルマリン』です。トルマリンについては日本国内でも「マイナスイオンを出す」、「遠赤外線を出す」などと嘘の謳い文句が掲げられアマゾンなどでも普通に販売されていることがあります。
またトルマリン自体は放射線は出さないものの天然ウランがわずかに混入していることがあり、結果的に放射線を出しているものと考えられます。