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今月14日は世界献血者デーだったのですが、なんと韓国ではこれまで19万mLを献血したという男性が健康福祉部長官賞を受賞したと報じられています。(写真は参考資料)

韓国メディア『インサイト』によると、今回表彰されたキムさんはかれこれ33年間で延べ478回の献血を行い190リットル(19万mL)を献血したとしてそこの功労を認められたとしています。

33년 동안 478번 ‘19만mL’ 헌혈해 장관상 받는 남성

韓国における献血は成人男性であれば1回あたりの献血量は400mLで、478回行った記録が残されているため推定で約190,000mLという量になるとしています。ちなみに一般的な成人男性であれば体全体の血液量は約4,800mLとされており、推定で成人男性40人分の血液を丸々献血したという量になります。
この男性については、33年間で478回行ったということから1ヶ月あたり1回以上の献血をしていたとのこと。

キムさんによると17歳から欠かさず献血に行っていたと話しており、教師になってからは同僚の教師と自身の生徒らに献血の重要性も訴えているそうです。またキムさんの家族も104回の献血を行っていると話しています。キムさんは「献血は命を分かち合う最も簡単な方法の一つです」「これからも献血のため健康管理に気をつけたい」などと話しています。

今回の表彰に関しては歌手を含む28人の個人に対して行われました。また5年間で教職員そして生徒ら4218人が献血したとして高校に対していも表彰が行われました。韓国では293万人が献血を行ったとしており、割合としては学生が最も多かったとしています。
ちなみに平成29年度における日本での献血者数は477万人で人口の比率から見ると韓国よりも若干少なくなっています。