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海外メディアによると先月、アメリカの公民館で5歳児がガラスで作られた像に抱きつき地面に落下させ破損するという出来事があったと報じられています。保護者はこの事故に関して正しく保護されていなかったことが原因と主張しています。

先月、アメリカミズーリ州 カンザスシティーで公民館(地域のコミュニティセンター)で行われた結婚式に5歳の子供を連れた夫婦が出席したところ、親から離れた空きにセンター内に設置されていたガラスで作られた像を破壊してしまったなどと報じられています。

5살 아들의 조형물 파손으로 1억 5천만 원 청구서 받은 美 부모



海外メディアによると、この事故に関して子供の両親に対して保険会社から13万2000ドルの賠償金が提示されているものの、親側は「像が保護されていなかった」などと適切な管理が行われていなかったと主張しているといいます。
具体的には、この像は建物内の主要通路に置かれているもののガラスケースなどには収められていませんでした。それどころか「手を触れないでください」という注意書きすらもなかったといいます。そのため、親側は管理している側にも不備があったと主張しています。


この手の事故に関しては2015年8月に、台湾台北市で開催された美術展で12歳の子供がつまづき2億円相当価値がある洋画に穴を開けてしまうという事故が発生しています。その後の対応はどうなったのかについては、実はこの手の『美術展』であれば様々な理由で美術品が破損する可能性があるため保険に入っている場合が多く、この場合では12歳の子供とその親に請求が行くことはありませんでした。



カンザスシティーの件ではどのような対応になっているのかは不明なのですが、日本であれば火災保険でカバーされていることが多いとされています。ただ、抱きつき転倒させるという行為が確認でき故意に行ったと判断されれば保険の適用外になると考えられます。