蔚山級フリゲート艦_1

韓国の複数メディアによると今月19日韓国海軍のフリゲート艦で30mm連装機関砲の砲弾が爆発し、当時兵器に近くにいた男性兵士が死亡したと報じられています。

韓国経済新聞によると今月19日12時30分頃、日本の対馬に近い統営市沖で訓練を行っていた蔚山級フリゲート艦の四番艦『馬山(マサン)』でエリコン KCB 30mm連装機関砲の演習を行っていたところ、この砲弾が爆発し21歳の副士官が死亡したと報じています。

해군 마산함서 탄약 해체 중 폭발… 부사관 1명 사망 | 정치 | 뉴스 | 한경닷컴

記事によると、死亡した兵士は当時30mm機関砲の砲弾を解除している最中に爆発したと考えられているものの具体的な事故の原因は分かっていません。兵士はヘリコプターにより釜山大病院に移送されたものの死亡が確認されたとのことです。

▼30mm連装機関砲の位置(写真は二番艦)
蔚山級フリゲート艦

爆発事故があった馬山は全長102m、乗員150名程度のフリゲート艦で76mm砲2基の他に短魚雷、爆雷、対艦ミサイルそしてスイス・エリコン社製のエリコン KCB 30mm連装機関砲を艦の前後左右に4基搭載しています。

蔚山級フリゲート艦については兵装が異なる前期型と後期型があり馬山は前期型で一番艦から三番艦については既に退役しています。