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日本チームの初戦が行われ勝利したことで更に熱を帯びてきたワールドカップ ロシア大会。一方中国ではサッカーくじ購入者らの間では予想外の試合結果が続いることを受け中国では警察が過激行動をとらないよう自制を促していると報じられています。

2018年6月18日、米華字メディア・多維新聞によると、サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で番狂わせが相次いでいることで、中国各地の警察当局がSNSを通じて過激な行動に走らないよう呼び掛けている。今大会のグループリーグ初戦では、前回王者のドイツがメキシコに0-1で敗れた。優勝候補とみられているブラジルとアルゼンチンも、スイスとアイスランドにそれぞれ1-1で引き分けるなど、開幕直後から波乱が相次いでいる。

Record China
日本でもロシアワールドカップで日本スポーツ振興センターによる所謂サッカーくじが販売されており、最高で2億円程度の当選金が予想されています。実は同様のクジが中国でも販売されているのですが、開催直後から番狂わせ試合結果が相次いでいることを受け自殺をほのめかす書き込みがSNS上に複数あったとして当局が自制を呼びかけているとしています。

記事によると「動画が本物かどうかは分からない」としたうえで「番狂わせの頻発で大きな損が出たのを苦に飛び降りようとする動画が多数アップされている」などと掲載。また、これらの書き込みのほとんどが、試合結果を揶揄したりSNSの書き込みを真似して投稿している物が多いとしているものの警察当局は「1試合が終わったばかり、まだ2試合あります」などと冷静になるよう呼びかけを行っているとのことです。

そんな中、先日行われた日本対コロンビア戦でも中国ではコロンビアチームが勝利するだろうと賭けていた人が多かったとされ、勝利に喜んだ若者らが道頓堀にダイブする様子も中国で報じられていたそうです。このことを受け、日本の道頓堀ダイブと中国のビルから飛び降りようとする書き込みを掛け合わせ冗談交じりの投稿も相次いだなどと報じられています。(参考)