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老若男女、世代を問わずスマートフォンを所持している方が多いのですが、寝る前に動画を見たりゲームをしたりしている方はいないでしょうか。なんと中国ではそのままウトウトと寝てしまい突然スマホが爆発したとこでひどい傷を負う事故があったと報じられてます。

中国のニュースサイト『新浪新闻』によると今月24日午前2時頃、武漢第三病院に後頭部付近に酷く傷を負った中年男性が緊急搬送されてきました。一体何が原因で負傷したのか。なんとスマホが突然爆発し負傷したと説明していたといいます。
負傷した中年男性の後頭部には縦10cm横8cmの範囲で怪我を負っており、1時間に渡る緊急手術が行われたといいます。

手机深夜爆炸 男子后脑勺被炸得血肉模糊|爆炸|后脑勺|巨响_新浪新闻

なぜスマートフォンは爆発してしまったのでしょうか。記事によると23日夜にスマートフォンを触りながら横になっていたらしく、そのままウトウトと寝てしまったそうです。実はこの時スマートフォンはモバイルバッテリーに接続して充電を行っていたらしく、さらにモバイルバッテリーはコンセントから充電しているという状態だったといいます。

▼負傷した男性(モザイクは自主規制)
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寝落ちしていた中年男性は寝相が悪かったのか、スマートフォンが次第に枕の下に入り込み充電をしている状態だったため加熱が発生。ついにスマートフォンのバッテリーが耐えきれなくなり枕の下で地雷のような爆発に至ったと考えられています。

スマートフォンやモバイルバッテリーにはリチウムイオン電池などが採用されているものの、中にはひどい爆発を起こすものがあります。その威力はかなりものになりスマートフォンの外装と共に吹き飛ぶという一種の爆弾のような効果になる場合もあり、今年1月には中国でスマホを持っていた子供の左指一本が第一関節から根こそぎ吹き飛ばされるという事故も発生しています。

これから夏になると車の中や高温の環境でバッテリーを充電することがあると思うのですが、目を離した場所で充電し続けたり夜間充電するというのはできるだけ避けるべきです。仮にそれを行わなければならない場合は、爆発後の火災などの責任問題に発展する場合もあるため必ず純正充電器を使用したほうがよいと思われます。