Bayraktar TB2_6

海外メディアによると、トルコ空軍が運用していた『Bayraktar TB2』という長距離無人航空機について最近、シリアとの国境付近を飛行中に墜落したとされ一般人が撮影した写真が公開されています。

中国メディア『新浪网』によると、無人偵察機が墜落したのはハタイ県というシリアと国境を接す地域です。墜落した原因については現在のところエンジンの故障としており、シリア軍に撃墜されたわけではないと考えられています。

今回墜落したのはBayraktar TB2という同機のブロックB型で2014年4月に初飛行し、同年中にトルコ空軍に配備されていました。全長は6.5m、翼幅は12m、最大離陸重量は630kg。機体は逆Vテール構造を組み込んだモノコックデザインを採用しています。

ただ、今回墜落した機体が話題となっているのは2018年2月にエルドガン大統領が無人機を運用する基地を視察しBayraktar TB2に記念のサインを入れたものの、そのサインを入れた機体がなんと墜落してしまったことにあります。

▼エルドガン大統領が視察した際に入れたサイン
Bayraktar TB2_1

▼墜落した機体のサイン
Bayraktar TB2_2

Bayraktar TB2_3

Bayraktar TB2_4

▼サインは数機にいれていたようです
Bayraktar TB2_5

こちらは墜落した同型機の映像です。偵察以外もパイロンにミサイルを搭載することで無人攻撃機としても運用できるようです。