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欧州宇宙機関(ESA)は、火星で採取されたサンプルを回収しロケットに詰め込む探査車『フェッチローバー』の開発にエアバスを指名したと報じられています。計画では2026年にも地球から探査車を打ち上げる予定です。

BBCによるとNASAが打ち上げる火星探査車『マーズ2020』が集めたサンプルをロケットまで運ぶという探査車『フェッチローバー』の開発に関して、探査車の開発に関してエクソマーズというローバーを開発しているエアバスを指名したなどと報じています。

Fetch rover! Robot to retrieve Mars rocks - BBC News

フェッチローバーはどのような探査車なのか。NASAは現在火星で活動中のキュリオシティーをベースとした『マーズ2020』を2020年にも火星に向けて打ち上げる計画です。マーズ2020は火星であちこちでサンプルを回収しペンサイズの試験管のようなものに入れその場に置いていきます。

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一方、『フェッチローバー』はマーズ2020が採取したサンプルを拾い集め『マーズ アセンド ビークル』というロケットに収めるという車両になります。

▼フェッチローバーが集めたサンプルを打ち上げるマーズ アセンド ビークル
マーズ アセンド ビークル

現在の計画では2026年にフェッチローバーとマーズ アセンド ビークルが火星に向け打ち上げられます。マーズ2020が回収したサンプルは150日以内にフェッチローバーが回収しマーズ アセンド ビークルに納められ火星軌道に打ち上げられる予定です。
ただ、地球に持ち帰るにはこれだけでは不十分で、火星軌道で打ち上げられたサンプルを回収し火星から地球に送り込む人工衛星『マーズ2022オービター』も展開しておく必要があるとのことです。

このサンプリターンは将来人類が火星に進出できるのか現在の残されている疑問を解決するための計画だと説明されています。