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日本では主に空撮で利用されているドローンについて、ウクライナ企業は歩兵が使用する対戦車ロケットを空中から発射できるという大型ドローンを最近発表しました。

謎のドローンを開発したのはMatrix Drone Companyで私達一般人が使う空撮用の物に比べ明らかに巨大なもので、西側諸国ではよく利用される対戦車ロケットも搭載し発射できるという性能があります。

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Photo:新浪网
こちらが開発されたドローンです。このように通常カメラが搭載されている位置に歩兵が扱うような対戦車ロケットが搭載されています。

記事によるとRPG-7及びRPG-26を搭載可能で、仕様上として最大5kgの兵器まで搭載することができるとのことです。飛行距離は最大で10kmとしています。

詳細は不明なのですがこのドローンは自爆攻撃もできるようになっているとされ7kgの爆弾を積んで20km先まで飛行できる他、別のバージョンでは最大で90km飛行しターゲットを叩くことができるとしています。

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RPG-26は有効射程が250m程度で貫通力が440mmの成形炸薬弾となっており、一般的な現代の戦車であれば上部、もしくは側面を狙えば撃破可能な攻撃力があります。それ以外の例えば軽装甲や兵員輸送車などであれば余裕で撃破可能です。
他の対象としては港に停泊している艦艇や基地にある軍用機といった高価なターゲット、そして建物といった様々な対象に向けて遠隔攻撃が可能と考えられます。