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綺麗なアニメの映像表現を用いたことでも有名になった新海監督の『君の名は。』。一方韓国では党の広報映像にアニメーションを使用したものが採用されていたものの、新海監督が制作した映像を盗作してたとして問題となっています。

韓国メディアSBSによると、韓国の野党『正義党』は今月30日、27日公開していた党の公式広報映像に使用された相当数のシーンで、日本の新海誠監督が制作した通信教育「Z会」及び、大成建設のテレビCMの映像シーンをトレーシングしたり構図を盗用しているのではないかという指摘を認め謝罪したと報じています。

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記事によると、正義党によると問題の指摘を受けて以降直ちに映像を撤回し、内部調査を行ったとしておりその上で「映像を独自制作した党のメディアチームらは新海誠監督の熱烈なファンであり、映像の納品も迫っていたこともあり映像表現を盗んでしまった」という趣旨の説明をしているそうです。

こちらが正義党が公開していた広報映像と新海監督の映像表現の比較

Z会のCM

▼大成建設のCM


映像を見る限りでは少なくともCMをそのまま流用したというものではなく、ほぼ同じよ構図をいくつか用いて、更に新海監督の独特の濃淡の効いた映像表現シーンを付け加えたという印象を受けます。正義党は「監督の権益を侵害し多くのファンの方にご心配をおかけしたことについて、深くお詫びします」と述べています。