
地球軌道を漂う宇宙ゴミは猛烈なスピードで移動しているため人工衛星や宇宙ステーションに衝突した場合大変な被害を出す可能性があります。一方ロシアは宇宙ステーションに物資を輸送するプログレス補給船を用いた宇宙ゴミ回収案を発表しています。
ロシアメディア『Sputnik』によると、モスクワで開催された第9回国際航空宇宙会議でオムスク州立工科大学が発案したものとしてロシアのプログレス補給船を用いた宇宙ゴミ改修案を提案したと報じています。
ロシアの宇宙船を使ったゴミ収集が提案される - Sputnik 日本
記事によると、回収する方法としては国際宇宙ステーションへ物資を補給したの後、離脱から大気圏再突入するまでの間にプログレス補給船を用いて大型の宇宙ゴミを捕獲しそのまま大気圏に再突入し燃え尽きるという案です。
▼国際宇宙ステーションにドッキングするソユーズ宇宙船(左)、プログレス補給船(右)

この案にSputnikによると『専門家らは宇宙船の構成要素にはドッキング装置が含まれており、それを基盤に打ち上げロケットのノズルをドッキングユニットとして使用し、打ち上げロケットの上段を補足するための装置をつくることが可能だと指摘している。』と報じています。
これが何を意味するのか文面では意味不明なことになっているのですが、要はプログレス補給船の先端についているドッキング機構と他の人工衛星の打ち上げに使用したロケット上段についてそのエンジンノズルをドッキングポートとして使用し地球に落下させるという案で間違いないと考えられます。
Sputnikに書かれている内容は難解なものが多く、正しい内容ではないと考えられるのですが、いずれにしても宇宙ゴミ除去するために新たに人工衛星を打ち上げるのではなく物資補給の追加ミッションとして行う案となっていると考えられます。
ただ、この方法では国際宇宙ステーションが周回しているような地上400km~それ以下の高度のものしか対応することができず、特に問題とされる直径が数センチサイズの宇宙ゴミは除去することはできないと考えられます。
ロシアの宇宙船を使ったゴミ収集が提案される - Sputnik 日本
記事によると、回収する方法としては国際宇宙ステーションへ物資を補給したの後、離脱から大気圏再突入するまでの間にプログレス補給船を用いて大型の宇宙ゴミを捕獲しそのまま大気圏に再突入し燃え尽きるという案です。
▼国際宇宙ステーションにドッキングするソユーズ宇宙船(左)、プログレス補給船(右)

この案にSputnikによると『専門家らは宇宙船の構成要素にはドッキング装置が含まれており、それを基盤に打ち上げロケットのノズルをドッキングユニットとして使用し、打ち上げロケットの上段を補足するための装置をつくることが可能だと指摘している。』と報じています。
これが何を意味するのか文面では意味不明なことになっているのですが、要はプログレス補給船の先端についているドッキング機構と他の人工衛星の打ち上げに使用したロケット上段についてそのエンジンノズルをドッキングポートとして使用し地球に落下させるという案で間違いないと考えられます。
Sputnikに書かれている内容は難解なものが多く、正しい内容ではないと考えられるのですが、いずれにしても宇宙ゴミ除去するために新たに人工衛星を打ち上げるのではなく物資補給の追加ミッションとして行う案となっていると考えられます。
ただ、この方法では国際宇宙ステーションが周回しているような地上400km~それ以下の高度のものしか対応することができず、特に問題とされる直径が数センチサイズの宇宙ゴミは除去することはできないと考えられます。