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弾道ミサイルよりも射程は短いものの安価に運用できる陸上兵器としてロケット弾があります。これに関して中国では従来の固体燃料ではなくレールガンでロケット本体を射出する研究が進んでいると報じられています。(写真は従来の兵器)

安価で破壊力のあるロケット弾を大量に打ち込むことができる多連装ロケットランチャーというのが世界で配備されているのですが、中国ではレールガンと同じ仕組みでロケット弾を発射することができる電磁ロケットという新しい兵器の開発が進められているとしています。

China applying naval electromagnetic catapult launch for land based missiles – NextBigFuture.com

従来のロケット弾はロケット花火のように固体燃料を燃焼させ加速し敵地を攻撃するという運用方法がとられています。一方電磁ロケット弾は電磁誘導により本体を高速射出することでより遠くまでロケット弾を飛ばそうせるというものです。

具体的に中国で開発が進められている電磁ロケット弾の射程などは明らかになっていなのですが、現在配備されているPHL-03という旧ソ連製の300mmロケット弾の射程である150kmは少なくとも超えてくるだろうと言われています。

ただ、現時点でどの程度開発が進んでいるのかは不明で何年後に配備されるという話はでてきてはいないそうです。