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先日、韓国のムン・ジェイン大統領が北朝鮮に訪れ南北首脳会談が実施されました。その時撮影された映像の一部に記者が発したと考えられる卑猥な言葉があったとして大統領が調査を開始したと報じられています。

韓国メディアSBSによると、これは韓国大統領府のホームページに開設されている『国民請願および提案』に国民から調査をしてほしいと寄せられたもので、それによると米朝首脳会談で両首脳の前で韓国の記者と考えられる人物が突然卑猥な言葉を発したとしており、その様子が韓国で全国で生中継されたというものです。

남북정상회담 영상 비속어 삽입 논란…靑 "진상 파악 중"

▼大統領府に寄せられた請願(URL)
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具体的にどのような言葉を発したのかは不明なのですが、記事では誰かが小さな声で卑猥な言葉を発したような音が含まれていたとしており、大統領府も状況を把握中でまずは正確な事実関係を確認していると説明しています。

問題は仮に卑猥な言葉だったとして誰が発言したのかです。卑猥な言葉が収録されたという部分は北朝鮮の金正恩委員長の案内を受け2人が迎賓館の内部を歩いている時に入っていたとしています。
生中継を行った韓国側の主幹放送局であったKBSは当時の撮影について「(自社の)取材記者やカメラマンはおらず、問題の映像を撮影した時は韓国の大統領専属の撮影スタッフと北朝鮮側の関係者だけだった」としており、KBSの中継スタッフらは迎賓館の入り口玄関までしか撮影していなかったと説明しています。

南北首脳会談に関する別のニュースとしては、ムンジェイン大統領が平壌共同宣言文に著名した時に使用したものが一般家庭で使用するような普通のネームペンで行われていたことが明らかになっており、不適切な著名だと韓国で話題になっています。