ロシア_中型空母_4

ロシアが将来運用を目指し建造するといういくつかの新型空母に関して、先日開催されたArmy-2018というイベントで中型空母のスケールモデルが初めて展示されたと報じられています。

これはロシアのモスクワ郊外にあるクビンカで開催された国際軍事技術フォーラム「アーミー2018」で、初めて中型空母のスケールモデルが公開されました。また中型空母のスペックなども明らかになっており、どのような仕様になっているのか簡単に見ていこうと思います。

ロシアの新型空母、デザイン案が公開_中国網_日本語

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こちらが中型空母とされる模型です。記事によると基準排水量は40500トン、満載排水量は44000トンで全長は304m、幅は78m。速力は巡航速力が16ノット、最大28ノット。巡航速力での行動範囲は8000マイル(約12,874km)で作戦継続日数は60日とされています。

搭載可能な航空機は戦闘機、早期警戒機、ヘリコプターなどで最大46機を運用できるとしています。船内には兵器を合計600トン、航空機に使用する燃料を2,000トン搭載可能とのこと。

今回発表された空母は今年3月に計画が発表されていた『23000E シトルム』と似ているのですが別の空母でこちらは排水量が10万トンとなっています。
ロシア国防省、新型空母『23000E シトルム』計画を発表 : ZAPZAP!