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今年9月、韓国のとある病院で整形外科院長が医療機器メーカーの営業マンに患者の手術を担当させ脳死にさせるという事故が発覚した事件に関して、医院長は既に釈放され病院で再び診療を行っている実態が明らかになりました。

韓国メディアSBSによると、今年5月10日に釜山市にある整形外科の院長は医療機器会社に務める営業マンに自身の患者に無資格の代理手術を行わせた挙げ句、患者を脳死させるという医療事故が発覚しました。医院長はその後拘束されたのですが7日には釈放されていたらしく、さらに釈放された10日後には再び診療を再開したと報じています。

영업사원에 대리 수술 시킨 의사, 풀려나자마자 진료

この医院長は46歳の人物で、先程も紹介したように医療機器会社に務める営業マンに複数回の無資格の施術を行わせていたことが明らかになっています。またこの病院側も書類など様々な捏造を繰り返していたことが明らかになっています。

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韓国の医療機器営業マン「無資格で手術をしてみた」→患者脳死 : ZAPZAP!

なぜ短期間でこの再び診療を再開できたのかについては検察側の医療法違反処分がないためだとしており、仮に検察が起訴したとしても資格停止など行政処分は3ヶ月間だけに限定されるため、実際のところは医療法そのものを改正する必要があると説明しています。