ソフトバンク傘下のボストン・ダイナミクスが開発している2足歩行ロボット「Atlas」に関して新しい映像が公開されました。今回は背丈ほどある台を三段跳びで駆け上がるという内容になっています。
こちらがボストン・ダイナミックが開発中の2足歩行ロボットAtlasの最新の映像です。Atlasについてはこれまで同社が開発していたロボットの中でも宙返りしたりジャンプしたりと優れた姿勢制御技術で3次元の動きも得意としてるロボットです。
今回公開された映像に関してはこれまで行われていなかった片足による踏み込みとジャンプ、そして着地が行われています。過去にもAtlasがジャンプする映像は公開されていたのですが、何れも両足がついた状態でのジャンプとなっていました。
特に3段飛びで高台に駆け上がる動画についてはスローモーションを見ると人間が行っているような踏み込み動作に似ており、高度な制御が行われていることが伺えます。
こちらが過去に公開されたAtlasの動作です。後半に丸太をジャンプで通過する映像が含まれているのですが、このように両足ジャンプとなっていました。Atlasは2016年2月に初めて登場していました。
ボストン・ダイナミクスによると今回駆け上がった台の高さはそれぞれ40cmに設定されていたとしています。同社はSpotMini(スポットミニ)という4足歩行ロボットも開発しており、こちらに関しては来年にも法人向けに販売が予定されています。
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