H-20

中国で開発が進められているというステルス戦略爆撃機H-20という機種に関して、いくつかの海外メディアによると近々初飛行を実施すると報じられています。(画像はH-20の想像図)

これはアジア・タイムズ・エディションなどいくつかの海外メディアが報じているもので、詳細な日時は不確かなもののHong-20(H-20)という、アメリカのB-2 スピリット爆撃機に似た大型ステルス戦略爆撃機の初飛行が実施されるとのことです。

Poderá novíssimo bombardeiro estratégico chinês se tornar 'fator de contenção' dos EUA? - Sputnik Brasil

機体については(非公式と考えられる)CGイメージがいくつか出ている程度で、開発は2008年前後から始まったとされ垂直尾翼が無く、見た目では全翼機のB-2とよく似た形状をしていると言われてます。

▼H-20とされる爆撃機(CG)
H-20_1

H-20は大量の爆弾を搭載可能な長距離爆撃機と言われており、スペックとしては非公式な情報として航続距離は最大で8,000~12,000km、搭載可能なペイロードは20トン。CJ-10Kという空中発射巡航ミサイルも搭載可能とのことです。

今年8月に中国国営のCCTVがH-20に関するドキュメンタリーを発表していた他、2017年にはペンタゴンが中国で核兵器を運用できる戦略爆撃機を開発している文書も公開されていました。

中国では戦闘機開発は盛んに行われている一方で爆撃機についてはH-6という旧ソ連のT-16爆撃機を改装したものが未だに運用しています。一方で、近年はH-20をはじめH-18という中距離爆撃機の開発も噂されています。