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先日、全米史上3番目の強さでフロリダ州に上陸したのはハリケーン『マイケル』です。被災地では土台ごと家が無くなるなど大変な被害がでているのですが、空軍基地に駐機していた戦闘機にも一部被害が出ている可能性があると報じられています。

撮影されたのはフロリダ州パナマシティにほど近いティンダル空軍基地です。この空軍基地は2003年に全米初となるF-22を受領しそれ以降運用を続けてきました。そんな歴史のある空軍基地を襲ったのはハリケーン『マイケル』です。強風により偶然にも整備中だったF-22を含め複数の機体が被害にあってしまったと一部メディアが報じています。

Không quân Mỹ thiệt hại nặng nề: Mất tiêm kích tàng hình F-22 vì siêu bão Michael? - Báo An Ninh Thủ Đô


こちらの動画はハリケーン襲来時に撮影されたティンダル空軍基地の様子です。

そしてハリケーンが去り青空が広がるなか撮影された写真です。
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ハリケーンにより大破した巨大なハンガー。

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上空から撮影された写真。無人標的機に生まれ変わったQF-16の姿が見えるものの強風による影響を受けている様子が確認できます。

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そして回り込んだ先にあるのは特徴的な形の戦闘機、F-22です。

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同じハンガーで撮影されたものです。わずかに映っていたF-22と同じ機体なのかは不明です。

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この基地では展示されていたF-15が強風でひっくり返るなど被害が出たとのことです。

今回のハリケーンについては風速が250km/hに達したとしており、観測された風速としては最も強かったとされています。ティンダル空軍基地にはアメリカで配備されているF-22のおよそ1/3が配備されていたらしく、その多くの機体はハリケーンが襲来する前に他の基地に移動していたという内容も掲載されています。