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フランス・パリで開催されているEURONAVAL2018で同国のダッソー社は第5世代、もしくは第六世代戦闘機にあたる次世代戦闘機のスケールモデルを公開しました。

海外の複数メディアによると、フランスの企業ダッソーはフランス空軍の戦闘機ラファールや欧州で使われているタイフーンの後継機として2035年から2040年にかけ運用を目指す第6世代戦闘機、Next Generation Fighter(NGF)のモデルを公開したと報じています。

EURONAVAL: Dassault apresenta maquete de seu Next Generation Fighter | Cavok Brasil - Aviação e Fotografia

これまで機体に関してはF-22やF-35と同じ第5世代戦闘機なのか、それともイギリスのテンペストのような第6世代戦闘機なのかは明らかになっていなかったのですが、記事中にははっきりと第6世代戦闘機と記載されています。

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機体の特徴としては第5世代戦闘機の大きな特徴であるステルスが採用されており、高度に統合されたネットワーク能力を有している他、レーザー兵器など第5世代戦闘機には搭載されていなかった新たな兵器が載されているとしています。また人工知能を搭載していることで有人・無人のどちらでも航空機の脅威に対応できるとのこと。

気になるのはFuture Combat Air System(FCAS)として2018年に4月にドイツと共同開発が発表された機体と同じものなのかという点です。これに関して、NGFプロジェクトはFCASの一部として開発される可能性が高いとしており、ダッソーのCEOは欧州で運用される機体として現行機の次世代機として開発を目指していくという趣旨の説明をしていたとのこと。

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