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今月、インドで世界的にも珍しい刑事告訴がありました。なんと告発したのは猿という内容になるのですが一体何があったのか。その後の結果についても紹介していきます。

韓国メディアSBSによると、先日インドで猿に殺された遺族が猿を刑事告訴する出来事があったと報じました。これはタイムズ・オブ・インディアが報じたもので、今月18日、インドのウッタル・プラデーシュ州バパトという地域で、森で薪集めをしていた男性が猿に投石され死亡していたといいます。

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死亡したのは72歳の男性で、詳細は不明なのですが事件発生当時、男性の近くの木には猿がいたらしく、何らかの理由で猿が集団でレンガの欠片を投げつけはじめたと考えられています。結果的に男性には20あまりの欠片を投げつけられ頭と胸、そして足に大きな怪我を負い死亡してしまったとのこと。

一方、遺族らは「いたずらをした猿は必ず代償を支払わなければならない」とし、告訴状を当局に提出したことを明らかにしました。一方地元警察はこの告発状についていくつか問題があるとしており、同警察署の所長によると「そもそも猿を被告として登録することができない」「とんでもない主張だ!」と口にしているとのこと。ただ、遺族側は引く気は無いらくし上級機関に訴え必ず問題を解決すると話しているそうです。

一部メディアによると、この地域では猿の被害が相次いでるらしく他の住民らも何らかの対策を望んでいると伝えています。

ちなみに2017年にはウッタル・プラデーシュ州で猿に育てられたと考えられる推定8歳の女の子が発見されています。
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