
兵士や車両を着陸することなく空中から投入することができる輸送機。先日アメリカで空中投下の訓練を行った際、誤って5マイル手前に投下してしまうというミスがあったと報じられています。(写真は参考資料)
アメリカの軍事系ニュースサイト『The Aviationist』によると、事故があったのは今月24日午後1時20分頃、チャールストン空軍基地所属の大型輸送機C-17 グローブマスターIIIからハンヴィーという軍用車両を空中投下する訓練を実施したと投下予定地点よりも5マイル(約8km)手前に落下させてしまう出来事があったと伝えています。
Look out below! C-17 accidentally airdrops Humvee over neighborhood near Fort Bragg
誤って投下された地点は基地から北西の方角にあるノースカロライナ州のハーネット郡で高度約450m付近から投下したものだったといいます。空中投下された車両はパラシュートが開き森に着陸したとしており、人的被害なども報告はされていないとのこと。米軍によると当時、輸送機を使用した特別作業部隊の訓練を実施していたとしており、何故誤って早く投下してしまったのかは調査中としています。
▼過去に実施された空中投下訓練

C-17 グローブマスターIIIはアメリカのマクドネル・ダグラス(現ボーイング)が1991年に初飛行させた大型長距離輸送機で輸送可能な積載量は77.5トンに達します。具体的にはアメリカ軍の主力戦車であれば1両、ストライカー装甲車であれば3両、アパッチヘリコプターであれば3機を内部に収めることができます。今回誤って投下したハンヴィーという車両に関しては10両を一度に運ぶことができるとのことです。
▼イギリス軍の装甲車が収められた機内

Look out below! C-17 accidentally airdrops Humvee over neighborhood near Fort Bragg
誤って投下された地点は基地から北西の方角にあるノースカロライナ州のハーネット郡で高度約450m付近から投下したものだったといいます。空中投下された車両はパラシュートが開き森に着陸したとしており、人的被害なども報告はされていないとのこと。米軍によると当時、輸送機を使用した特別作業部隊の訓練を実施していたとしており、何故誤って早く投下してしまったのかは調査中としています。
▼過去に実施された空中投下訓練

C-17 グローブマスターIIIはアメリカのマクドネル・ダグラス(現ボーイング)が1991年に初飛行させた大型長距離輸送機で輸送可能な積載量は77.5トンに達します。具体的にはアメリカ軍の主力戦車であれば1両、ストライカー装甲車であれば3両、アパッチヘリコプターであれば3機を内部に収めることができます。今回誤って投下したハンヴィーという車両に関しては10両を一度に運ぶことができるとのことです。
▼イギリス軍の装甲車が収められた機内
