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人体の様々な臓器に発生するのは『がん』です。このがんに関して中国では『胃がん』で年間50万人近くが死亡しており、進行胃がんの場合5年生存率は日本が70%に達しているものの中国では10%という低さになっているとも報じられています。

中国網によると、国内でがんで亡くなる人の第2位は胃がんだとしており、胃がんの予防と管理は一定の成果を達成しているものの依然として多くの課題があると報じています。

中国每年因胃癌死亡49.8万人 为我国第二大癌症_中国国情_中国网

記事によると中国人における胃がんの死亡者数は2番目に多いもので、年間約67万9000人が胃がんと診断され約49万8000人が死亡しています。また胃がんの主な原因となっているピロリ菌の国内の感染者数は2人に1人という割合に達していることも問題となっています。

また多い死者数は胃がん検診の低さもあるとしており、胃がんの見つかった患者の9割が進行段階であり治療が難しい段階で5年生存率はわずか10%と欧米また日本や韓国の90%に比べると圧倒的に劣るとしています。

胃がんを予防するには胃がん検診の他にピロリ菌を除去する必要があることと喫煙や飲酒を避けることしており、特に40歳以上から胃がんの発症率が大幅に増加する傾向があるため早期胃がんスクリーニングが必要だとしています。


日本国内における2016年に胃がんで死亡した人は男女合わせて4万5531人で、中国の人口は日本の約11倍であること考えると50万人に達する数です。がんで亡くなる人は肺がん、大腸がん、そして胃がんとなっており上位に入っています。(参考)