
エンジンノズルを動かすことで翼を用いず姿勢制御を行うことができる推力偏向ノズルを登載した戦闘機が一部存在しているのですが、中国ではJ-10という戦闘機を使った検証機による試験が続けられており、近々イベントで展示飛行が行われる可能性があります。
先日珠海空港で撮影されたのは中国では最新のエンジンと考えられる推力偏向ノズルを登載したJ-10 検証機です。同エンジンを登載した戦闘機の初飛行は2017年12月25日に実施されたと言われており、来月で早くも1年を迎えようとしています。
現在どの程度開発が進んでいるのかは不明なのですが、2018年11月6~11日の日程で開催される第14回珠海航空ショーがあり、このイベントで展示飛行される可能性があります。
また今回撮影された写真は過去に撮影されたものにくらべ高精細なものになっています。

Photo:新浪网
こちらが推力偏向ノズルを登載したJ-10検証機です。構造としてはロシア軍の戦闘機で採用されているAL-31Fエンジンのものと似ているものの、エンジンノズルがギザギザ状になっており少なくともロシアのものをそのままコピーし登載しているものではありません。またノズルの全長も異なっています。

Photo:新浪网

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▼以下は別の日に撮影されたものと考えられます。

Photo:新浪网

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こちらがエンジンノズルの様子がよく分かる写真なのですが、過去に紹介したAL-31Fシリーズのものにくらべても形状が異なっています。その上でこのような形状のものはロシアではSu-57や中国ではJ-20で確認されているものの、これらとも異なっており別に開発されたもので間違いないと考えられます。

現在どの程度開発が進んでいるのかは不明なのですが、2018年11月6~11日の日程で開催される第14回珠海航空ショーがあり、このイベントで展示飛行される可能性があります。
また今回撮影された写真は過去に撮影されたものにくらべ高精細なものになっています。

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こちらが推力偏向ノズルを登載したJ-10検証機です。構造としてはロシア軍の戦闘機で採用されているAL-31Fエンジンのものと似ているものの、エンジンノズルがギザギザ状になっており少なくともロシアのものをそのままコピーし登載しているものではありません。またノズルの全長も異なっています。

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▼以下は別の日に撮影されたものと考えられます。

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こちらがエンジンノズルの様子がよく分かる写真なのですが、過去に紹介したAL-31Fシリーズのものにくらべても形状が異なっています。その上でこのような形状のものはロシアではSu-57や中国ではJ-20で確認されているものの、これらとも異なっており別に開発されたもので間違いないと考えられます。
