昨年マグニチュード5.4規模の地震が発生したのは韓国東部、日本海側の浦項(ポハン)市です。震度は5弱程度だったとされているのですが、地震発生から1年が経過しようという現在も未だ200人あまりが避難生活をつづけているといいます。
韓国メディア『聯合ニュース』によると、2017年11月15日に発生したM5.1、震度5弱程度と推定されている浦項地震から1年が経過しようとしている現在、浦項市北区の体育館に設けられた避難所で未だに避難生活を続けている住人らを報じています。
[포항 지진 1년] ① 언제쯤 돌아갈까…기약 없는 이재민들
最大震度が5弱程度と日本では年に数回はあるような規模で避難所が設けられるような災害ではないのですが、いったい何が起こっているのでしょうか。
地震発生当時、避難生活を送る人は800人あまりいたものの市が用意した住居や被災した自宅を修理するなどして徐々に離れていったといいます。しかし、今年11月の時点でも未だに避難生活を続けているのは91世帯208人です。うち82世帯がとあるマンションの住人らです。
このマンションは被災したことで住人らが市に精密安全点検を要求し、その結果として補修することでマンションの安全性は保たれるというCランクの結果がでたといいます。しかし、住人らは結果に満足しておらず入居を拒否しているとのことです。その理由として、住人らが独自で専門家を呼びマンションの安全性を確かめたところEランクやDランクの評価を受けたということにもあります。
そのためマンションの住人らは市に対して代替住居を要求しているものの市側は法律的にどうすることもできないと返答しており住人らはどこにも行けない状態が続いているといいます。
浦項地震では死者は出なかったものの82人あまりが重軽傷を負い、2,000棟を超える家屋で何らかの被害が発生したといわれています。余震は本震発生から2時間後にM4.3、2018年2月にM4.6が発生していました。
地震の発生原因として強化地熱システムという高圧注水を行う地熱発電技術により誘発された可能性が高いとする論文が米科学誌サイエンスに掲載されています。震源は『浦項地熱発電所』から500mしか離れておらず、震源の深さは3~7kmとごく浅かった理由についても発電所が地下4.3kmまで掘削しており高圧注水を行っていたということにも因果関係があると言われています。
韓国では地震が珍しく浦項地震は観測史上2番目に大きい地震になりました。
[포항 지진 1년] ① 언제쯤 돌아갈까…기약 없는 이재민들
最大震度が5弱程度と日本では年に数回はあるような規模で避難所が設けられるような災害ではないのですが、いったい何が起こっているのでしょうか。
地震発生当時、避難生活を送る人は800人あまりいたものの市が用意した住居や被災した自宅を修理するなどして徐々に離れていったといいます。しかし、今年11月の時点でも未だに避難生活を続けているのは91世帯208人です。うち82世帯がとあるマンションの住人らです。
このマンションは被災したことで住人らが市に精密安全点検を要求し、その結果として補修することでマンションの安全性は保たれるというCランクの結果がでたといいます。しかし、住人らは結果に満足しておらず入居を拒否しているとのことです。その理由として、住人らが独自で専門家を呼びマンションの安全性を確かめたところEランクやDランクの評価を受けたということにもあります。
そのためマンションの住人らは市に対して代替住居を要求しているものの市側は法律的にどうすることもできないと返答しており住人らはどこにも行けない状態が続いているといいます。
浦項地震では死者は出なかったものの82人あまりが重軽傷を負い、2,000棟を超える家屋で何らかの被害が発生したといわれています。余震は本震発生から2時間後にM4.3、2018年2月にM4.6が発生していました。
地震の発生原因として強化地熱システムという高圧注水を行う地熱発電技術により誘発された可能性が高いとする論文が米科学誌サイエンスに掲載されています。震源は『浦項地熱発電所』から500mしか離れておらず、震源の深さは3~7kmとごく浅かった理由についても発電所が地下4.3kmまで掘削しており高圧注水を行っていたということにも因果関係があると言われています。
韓国では地震が珍しく浦項地震は観測史上2番目に大きい地震になりました。