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中国で開催中の第14回珠海航空ショーで先日、推力偏向ノズルを搭載したJ-10B検証機による特殊機動を披露したと報じられています。

今月11日までの日程で開催されている第14回珠海航空ショー。開催前の5日、J-10B検証機による展示飛行が実施され、特殊な空戦機動を行う様子が報道陣に初披露されました。


こちらはCCTVのニュース番組を録画した映像になるのですが、冒頭58秒付近では宙返り飛行から水平スピンを行う様子が確認できます。2分15秒付近ではコブラ、数秒後にはコブラから進行方向を逆転させるフックという機動飛行を行っています。3分23秒付近にもコブラが披露されています。


このような特殊機動は主にロシアが航空ショーで披露しているもので、推力偏向ノズルやカナードとよばれる機種付近の小さい翼を搭載した機体で多く行われる傾向があります。

推力偏向ノズルを採用した一部の機体が得意としているものの、実際の空戦で使用するというものではなく戦闘機の機動性を示すためのパフォーマンスとして行われるといわれています。

以下は展示飛行を撮影した写真
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Photo:新浪网
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Photo:新浪网
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Photo:新浪网
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Photo:新浪网
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Photo:新浪网
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