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今月11日、中国で開催されていた第14回珠海航空ショーで昨年実戦配備されたJ-20に関して、史上初と考えられるウェポンベイ(爆弾倉)を開いた状態での展示飛行が実施されました。

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Photo:新浪网
こちらがイベントの最終日となった11日に行われたJ-20による展示飛行の様子です。

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J-20はF-22と同じような第5世代戦闘機と言われており、ステルス性能を高めるため各種ミサイルは機体内部に設けられたウェポンベイに収められます。ウェポンベイは機体両側に2つ、下部に1つ(左右に分かれている)。

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注目なのは機体側面の左右のウェポンベイべす。F-22にも同じ位置に短距離空対空ミサイルを発射できるウェポンベイが搭載されているのですが、J-20の場合はミサイルを出した状態でウェポンベイを閉じる構造になっています。F-22の場合はミサイルを発射するまで常に開いた状態になります。

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また翼には4つのハードポイントがあるのですが、こちらは燃料タンクを機外搭載することができます。

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Photo:新浪网
J-20は2011年1月11日に初飛行し2016年に正式発表、翌年2017年3月に就役しています。現在20機あまりが生産されているといわれています。