スペース・ライダー_1

欧州宇宙機関(ESA)は再利用可能な無人輸送船『スペースライダー』に関して、2021年に試験打ち上げを実施すると発表しました。

SpaceNews.comによると、安価で再利用可能な無人スペースプレーン『スペース・ライダー』に関して2025年の運用を目指すため2021年からテスト打ち上げを実施していくと報じています。

ESA targets 2021 for Space Rider demo flight - SpaceNews.com
ESA планирует запустить космоплан Space Rider в 2021 году

スペース・ライダーは元は2004年以降から開発を進めてきた大気圏再突入実験機『Intermediate eXperimental Vehicle (IXV) 』をベースとした機体で2015年2月に実際に宇宙に打ち上げられ洋上に着水し回収に成功していました。その年の11月にはIXVを発展させた再使用型宇宙往還機の開発が承認されていました。

▼IXV


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その機体がスペース・ライダーと見た目はIXVとほぼ同じなのですが、宇宙に最大800kgの各種実験材料などを打ち上げる事ができる他、貨物室を開くことで宇宙空間に晒すことがでるなど実験や研究が行えるとしています。

詳細は不明なのですが、スペースライダー自体はどうやら国際宇宙ステーションに物資を送り届けるという貨物船ではなく単体で実験などを行うシステムらしく、宇宙には最大2ヶ月間滞在することができるとしています。過去に発表された予定ではスペース・ライダーは地球に帰還後は滑走路に着陸するとしています。

打ち上げ前には上空から落下させるなど各種試験を行っていくとしており、初打ち上げ後も短期間で再打ち上げを行う予定が組まれているとのことです。