
アメリカの民間宇宙企業スペースXが2020年代にも打ち上げを目指すとしている超大型ロケットビッグ・ファルコン・ロケットおよびビッグ・ファルコン・スペースシップに関して、それぞれの名称を改めたと報じられています。
これはスペースXのCEOイーロン・マスク氏がツイッター上で発表したもので、Engadget 日本版によると同社が開発を進めている『ビッグ・ファルコン・ロケット(BFR)』および『ビッグ・ファルコン・スペースシップ(BFS)』などと呼ばれていた名称に関して、それぞれ『スーパーヘビー』、『スターシップ』に改めたとしています。

こちらが改名された次世代宇宙船とロケットです。第2段ロケットとなっており将来人が乗り込む部分は『スターシップ』、『スーパーヘビー』は打ち上げ時に動作するロケット部分になります。
スペースXが描くこのロケットと宇宙船は全て最利用することができるシステムとなっており、打ち上げ後『スーパーヘビー』発射台付近に再び返され逆噴射を行ないながら垂直に着陸します。スターシップに関しても大気圏に再突入後スーパーヘビーと同じように垂直に着陸します。
滑走路に着陸するよりも垂直に着陸するという方法は難しいと考えられるのですが、例えば大気がほぼゼロの月や1/100以下しかない火星への飛行を考えたときに必ず登載しなければならないもので、規模は異なるもののロシアが開発しているカプセル型の次世代でも着陸機構が登載されています。
『スターシップ』および『スーパーヘビー』の初打ち上げについては早ければ2022年にも行われる予定で、ZOZOTOWNの前澤氏らを乗せた月周回旅行は2024年を予定しています。初打ち上げ前には小規模な実験がいくつか予定されており、最も早いもので来年6月までにスターシップを小型化したものを実際に宇宙に打ち上げ帰還させる試験を行うとしています。(参考)

こちらが改名された次世代宇宙船とロケットです。第2段ロケットとなっており将来人が乗り込む部分は『スターシップ』、『スーパーヘビー』は打ち上げ時に動作するロケット部分になります。
スペースXが描くこのロケットと宇宙船は全て最利用することができるシステムとなっており、打ち上げ後『スーパーヘビー』発射台付近に再び返され逆噴射を行ないながら垂直に着陸します。スターシップに関しても大気圏に再突入後スーパーヘビーと同じように垂直に着陸します。
滑走路に着陸するよりも垂直に着陸するという方法は難しいと考えられるのですが、例えば大気がほぼゼロの月や1/100以下しかない火星への飛行を考えたときに必ず登載しなければならないもので、規模は異なるもののロシアが開発しているカプセル型の次世代でも着陸機構が登載されています。
『スターシップ』および『スーパーヘビー』の初打ち上げについては早ければ2022年にも行われる予定で、ZOZOTOWNの前澤氏らを乗せた月周回旅行は2024年を予定しています。初打ち上げ前には小規模な実験がいくつか予定されており、最も早いもので来年6月までにスターシップを小型化したものを実際に宇宙に打ち上げ帰還させる試験を行うとしています。(参考)