護衛艦 かが 金沢港

国内の複数メディアによると来月末にも纏められる防衛計画の大綱に関して、F-35Bの導入はほぼ決定となり、それを運用する母艦としていずも型護衛艦を改修し空母(揚陸艦)にする方向で最終調整に履いていると報じられています。

政府は新たな防衛計画の大綱を来月とりまとめるにあたって、アメリカ軍の最新鋭ステルス戦闘機F35Bを導入する方針を固めた。同時に護衛艦をいわゆる「空母」に改修し、運用する方向で最終調整している。最新鋭ステルス戦闘機F35Bは、航空自衛隊が運用しているF35Aの派生型で、短い距離で離陸し、垂直に着陸することができるのが特徴。

Nippon News Network(NNN)
これは政府が年末までに決定する新しい「防衛計画の大綱」いわゆる『防衛大綱』に関して海上自衛隊が保有する護衛艦としては最大のいずも型護衛艦に関して、改修を行うことでF-35Bを運用する能力をもたせるという方針で最終調整に入っているとしています。

先日、小野寺五典前防衛相ではない政府関係者の話しとして「いずも型護衛艦に関しては空母化する改修についてその方針は見送られた」という文言の内容が間違いなく記載されおり『改修計画は白紙となった』とお伝えしたのですが、記事が削除されたのかメディアのホームページでは見つけ出すことができませんでした。

いずれにしても今回明らかになったこととして、以前から政府がいずも型護衛艦(1番艦いずも、2番艦かが)に関して、F-35Bをはじめとた何らかの航空機を運用することは可能なのか調査を行っていたことが報じらていたいのですが、総合的に判断した結果として空母化がほぼ決定したということになると考えられます。



F-35BはF-35の派生型の一つで、滑走路を使用した通常の離着陸以外も垂直離着陸や短距離離陸が可能な唯一のステルス戦闘機となっています。現在アメリカ海軍では2015年より運用が始まっており、先日イギリス海軍でも空母への離着艦試験が行われたばかりでした。
初の実戦経験としては2018年9月末にアメリカ海軍に所属するF-35Bが強襲揚陸艦エセックスから飛び立ちアフガニスタンの反政府武装組織に対して空爆を実施しています。

▼F-35B
F-35B

こちらも過去に報じられていた内容として、改修されたいずも型護衛艦に関しては『多用途運用母艦』になるとしており、列島線防衛のための防空任務や災害時の救援活動の拠点として空母の役割を担う艦艇という位置づけになるそうです。
防衛計画の大綱見直しへ、『多用途運用母艦』導入を提案検討 : ZAPZAP!

日本では艦艇から飛び立つ有人の固定翼機の運用は第二次世界大戦時に旧日本軍海軍が運用していた空母以来の出来事になると考えられます。